夏の"Midnight blue"販売スタート！

本日7/15（火）より、夏の限定色"Midnight blue/ミッドナイトブルー"の販売がオンラインショップにて始まりました！

アイテムは、

の11点。

新作が３点あったり、スリムジッパーウォレットがアップデートされていたり、と盛り沢山な内容です。

今回のMidnight blueは、深くて落ち着いていて、それでいて重さのないさっぱりとした青。シルバーの金具を合わせ、より軽快でスッキリとしたアイテムに仕上がりました。

革は、Virgilio Conceria Artigiana社さんが作っているLINEA VASCA Box / リネアヴァスカボックスというシュリンクレザーを選びました。

表面に細かいシボがランダムに入っていて、上品な印象。

初めは、とてもサラッと軽い触り心地です。

現代ではとても珍しい、手間暇のかかるピット槽鞣しを採用していて、3週間から1ヶ月（！）と長い期間をかけ植物のタンニンをじっくりと浸透させ作っています。

ドラム鞣しがタイコをグルグル回し繊維をほぐしながら鞣すのに対し、革そのままの状態で漬け込んでいるので繊維が密なままタンニンが浸透することで、より丈夫でコシがある革に仕上がります。

一見違いはわからないのですが、実際に使ってみると硬さとは違うコシのある感じや、使い込むことで中に浸透していたオイルが作用してくる独特なしなやかさは、この革ならではだなと実感しています。

こちら左が新品、右が4ヶ月ほど使用したもの。

色艶が出たことはもちろん、使い始めに感じていた堅さからは信じられないほどしなやかになりました。

ただ柔らかくなるのではなくで「コシのある感じは残ったまま、しなやかに変化していく」のが新鮮で面白い。それが上品さにも繋がっている気がしています。

色々な革のアイテムを愛用している方は、よりそれを感じてもらえるのではないかなと思っています。

このエイジングサンプルの二つ折り財布は、店頭にて実物をご覧頂けますので、ぜひ見てみてくださいね。半年ほど経ち、撮影時よりも更に変化が進んでいますよ！

ー販売についてー

今回は、小物だけでなく鞄も数点在庫をご用意しています！

数は多くないですが、在庫分はご注文から3〜４営業日にて発送をさせて頂きます。

在庫がなくなり次第、受注生産（5〜6週間）となります。

既に真夏の様な暑さや雷に、右往左往してますが、Midnight blueが夏の楽しみになりましたら幸いです。

巾着type-Cについて熱弁する店主：北野。インスタライブでも話していましたが、この巾着については熱い思いがあるので、どこかのブログで話せたらなと思います。

それでは、2025年夏のMidnight blueをお楽しみください。